こんばんは。
今年度は隣組の組長です。幾つかある仕事の一つはお葬式に関わる役割です。
今は隣組でお亡くなりになったらお家に行って打ち合わせです。仏様が北枕で安置されていますので家から葬儀場に出る時間を聞きます。そして、〇〇葬かを確認します。今はほとんど家族葬です。公民館から町内に、家族葬です。ご香典・お供えはご辞退とのことです。明日〇〇時に出られますので最後のお別れお見送りお願いします。
こんな感じの放送だけです。
コロナ前は、組の男性がお通夜の受付と告別式の受付をします。お通夜の前には、粗飯料の準備、お返しの袋詰め、盛籠は告別式前の朝早く解体してお見送りされた人へにお渡し。組長は葬儀委員長張りの挨拶。喪主は挨拶なく組長がしました。
高村光太郎の智恵子抄だったと思いますが、「だれかの葬式のようになり」で隣組主催のお葬式でした。遠くにいる親戚は1日だけの休みですが隣組のお葬式は二日間休まないと務められませんでした。
私はコロナに罹ってしんどかったですが、コロナが流行してよかった点は、参列者が少なく、ほとんど家族葬になったことです。
隣組の男は何もなし、組長は先述の放送だけです。本当によかったです。
もう少し前には、自宅で葬儀していました。その頃は、お葬式関係者の食事の準備に隣組の女性がお手伝いしていました。
隣組の一大イベントでした。
最後になりますが、今夜は伯父の五七日でした。叔母のご主人が隣組で最年長です。亡くなった伯父より2歳したらしい。
今日は、長生きしてもらおうと「組長になっんで、後1年は死なないで欲しい。おっちゃんの葬式の放送したくない」と話しておきました。
田舎は大変だというお話でした。
移住される方は、ここまで考えていらして欲しいと思います。馴染んだら最高ではあります。